コルベール先生がカッコいい「ゼロの使い魔 10 イーヴァルディの勇者」感想

ラノベ
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ゼロの使い魔第10巻を読んだので、感想です。

異世界転生ラノベのはしりとも言える本シリーズですが、
だんだんと面白くなってきました。

10巻まで来ると、主人公のサイトはガンダールヴの力だけではなく
剣術の修行を行い少しずつですが強くなっており、
一方のルイズも虚無の魔法に目覚めて、
これを徐々に使いこなせるようになってきています。

2巻や3巻までの頃は、ほとんど学園内での描写が多く、
それもサイトとルイズの好きか、そうじゃないのかというような
日常系といいますか、恋愛に終始することが目立っていたのですが、
ここにきて学園の外だけではなく国外にも向かうようになり、
強敵も現れ、バトルも楽しく読めるようになってきました。

サイトは王女をはじめメイドのシエスタにも相変わらずモテモテで
それを見ているルイズは気が気でない、
一方のサイトも自分が惚れているルイズはプライドが高く
自分になんて惚れていないと思い込んでいたりと
恋愛の要素は相変わらずたくさんあります。

作者のヤマグチノボルさんがあとがきで書かれていますが、
ラノベには恋愛要素がないとダメという主義のようです。
恋愛要素だけだと、私なんかは「ウジウジ悩んで何やってるの?」と
思ってしまう方で退屈してしまうのですが、
強敵の描写があったり、囚われてしまったタバサの心理描写もあり、
バトルもあったりと、これぐらいのバランスが楽しく読み進められるなと思いました。

10巻には、これまで「東方にエルフの国がある」といった表現でしか
語られてこなかったエルフが登場します。
これが強い。
ゼロの使い魔の世界では、エルフは人間とは相容れない存在として描かれ、
長い歴史の中で何度も戦火を交えているという設定になっています。

そのようなエルフの一人ビダーシャルがガリアのジョゼフ王の指示でタバサをさらったことで、
サイトとルイズ達と対決することになります。

ゼロの使い魔の世界では、貴族はメイジであり、貴族のみが魔法を使えます。
(中には貴族をやめたはぐれメイジもいる)
メイジは、4系統の土、水、火、風の魔法を使いますが、
先住魔法を使うエルフには4系統魔法が通じません。

メイジは魔法を唱える際に杖を使用しますが、
エルフはこの杖を使わずに魔法を無効化したり反射したりと、
通常のメイジではエルフに対して手も足もでません。

サイト達はルイズの虚無の力で立ち向かうのですが、
その攻撃を受けたエルフが「シャイターン(悪魔)の門」には
近づくなと警告を発して立ち去ります。

ルイズが虚無の力を発揮しだすようになり、
徐々に始祖ブリミルの謎についても明かされてきています。

こういった伏線としての謎と
サイトやルイズ達の成長と物語は面白い方に進んでいっています。

また、最初は凡庸に思えたコルベール先生が非常にいい味出しています。
カッコいい。

虚無の力を集めようとしているガリア王はどのような手段を使ってくるのか、
新しい虚無の使い手は現れるのか、
サイトとルイズの仲は進展するのか、
サイトはさらにモテモテになるのか、など今後の展開が楽しみな第10巻でした。

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