色男ジュリオの意外な内面が明らかに、そしていよいよ大戦の予感「ゼロの使い魔 18 滅亡の精霊石」

ラノベ
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色男ジュリオの意外な内面が明らかに「ゼロの使い魔 18 滅亡の精霊石」

ゼロの使い魔 18巻「滅亡の精霊石」を
読み終わりましたので、その感想です。

今回の主題は「タバサの奪還」です。

ロマリアの陰謀によりさらわれてしまい、
生まれてすぐに生き別れた双子の妹と
入れ替えられたタバサ。

タバサの従妹であるイザベラは
いち早く入れ替わりに気が付き
トリステインのアンリエッタ女王に
助力を求めます。

ルイズやサイト達トリステイン側も、
「聖戦」への参戦を口にしたガリア王シャルロット
(タバサと入れ替わったジョゼット)を目にし
違和感を感じます。

ガリア女王に対して不審に思っていたサイト達は
イザベラの「女王は入れ替わっている」という
報告にタバサに対する疑問点が解消し、
タバサを取り戻すべくイザベラ達と
力を合わせて戦うことを誓います。

タバサがロマリア教皇と共にいるということが判明し、
救出作戦を行おうとなったときに
サイト以外の貴族達は「ダメ元でもやろう」ということで
意見がまとまります。

結局サイトが「全員が死ぬかもしれないような作戦はダメだ」
ということで「交渉しよう」ということになります。

しかし、トリステインの貴族もガリアの貴族も
「死ぬかもしれない」「失敗するかもしれない」
「ここでやるしかない」ということで
教皇を守るロマリアの聖堂騎士隊に無謀にも
突っ込もうと決意する訳ですが、
読んでいるこちらとしては、
「これはないよ」と思いました。

「対応のしようがない」とか「つけ入る隙がない」とか言う理由で
「当たって砕けろ」で突っ込もうとした訳ですが、
目的が「タバサの救出」であれば正面から突っ込むのはあり得ないですよね。

「助けようとするこちら側に犠牲がでるかもしれない」
ということは理解できます。
それでもやるしかないということもあるでしょう。

しかし助けに行った全員が死ぬかもしれない、
結果助けようとしているタバサも助からないかもしれない、
むしろそちらの確率の方が高そうだというのは
作戦でも何でもありません。

タバサを助けられないのであれば、
そもそも救出に向かいこと自体意味のないことになってしまう訳で、
確実にタバサが助かる方法を検討しなければいけないはずです。

ロマリア教皇の帰路は分かっている訳ですし、
各地で街の人たちに祈りをささげたりしている訳です。

隙が無いように見えても、待ち伏せしたり罠を仕掛けたりして
隙を作り出すことはできるはずです。

結局サイトが虚無魔法を使って交渉(ほぼ騙し討ちですが)
する方法を提案しますが、あちらの世界の貴族は
なんだかな~と思った次第です。

そして本巻ではロマリアが聖戦を行おうとする理由も明らかになります。

ハルケギニアの地下で風石が大量に生成され、
これが原因で大地が空に浮かんでしまう
大隆起が近いうちに起こるだろう、
これを防ぐには聖地にあるという魔法装置が必要
という理由でロマリアは聖戦を宣言したというのです。

アンリエッタやサイトは
「言ってくれればよかったのに」と返しますが、
ロマリア側は
「こんな奇想天外な話、誰が信じるか」といって
実際に火竜山脈で地面の隆起が起こるまでは
秘密にしておいたということです。

しかし、これも違和感を感じます。

そもそも、ハルケギニアの地下に風石が大量にたまり
そのことが原因で近いうちに大隆起が起こるということを
何らかの理由でロマリアが知った(もしくは知っていた)はずです。

でないと、わざわざ聖戦を宣言したりしなかったはずなので。

大隆起が近いうちに起こるだろうということを
どのようにしてロマリアが知ったのは
18巻までの間では触れられてはいませんが、
何らかの情報源があったはずです。

それを明らかにすればアンリエッタ達を納得させられたはずです。

アンリエッタと教皇のヴィットーリオが最初に会った時には
アンリエッタはブリミル教徒としてヴィットーリオに対して
敬意を抱いていました。

そういう信頼関係があれば少なくとも耳は傾けるはずです。

そしてトリステインに帰国した後、
ルイズの姉であるエレオノールが
地下深くを探索すると巨大な風石の
鉱脈を発見しました。

物的証拠も出てくる訳です。

さらにアルビオンは、かつて同様にして
風石による大隆起で空に浮かぶ
大陸となったことが知られている
というようなことが触れられていました。

であれば、過去に実際に起こった出来事である訳ですから
今後同じことが起こり得ると考えても何ら不思議ではないはずです。

これだけの条件があれば、奇想天外な話ではなく
アンリエッタ達をも十分に説得できたはずです。

特に会ったばかりの信頼関係を得られている状況で
証拠を示してきちんと話せば
「聖下のおっしゃることなら」
ということで十分納得させられるでしょう。

もうひとつ、18巻で触れておきたいのは
ジュリオですね。
いつもクールでいつも余裕ぶっているジュリオですが、
ロマリアの傀儡としてガリア王に据えた
ジョゼットに対して恋心を抱いてしまっています。

ジョゼットの方は一途にジュリオの事を思っているので
2人は両想いな訳ですが、ガリア王を操らなければいけない
ジュリオの立場上、その本心は明かせない訳です。

愛する人を騙し続けなければならない、
その心の内が明らかになり
「聖戦」が終われば結ばれて欲しいと思う次第です。

ゼロの使い魔も18巻まで来て
いよいよシリーズも佳境です。

ここ最近は非常に楽しく読ませてもらっています。

「ゼロの使い魔はラノベとして非常に面白い」
これは間違いありません。

ただ、だからこそどうしても細部が気になってしまいます。

そしてエピローグではいよいよ敵であるエルフが登場しました。
ガリアを経て向かう先はトリスタニア、それもド・オルニエールです。

ルイズとサイトたちのいる場所へ向かっているエルフ達。
次巻はいよいよルイズ・サイトとエルフの対決が見られるのでしょうか。

今後の展開がますます楽しみになってきました。

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