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水精霊騎士隊の戦いが熱かった「ゼロの使い魔 12 妖精達の休日」

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日常に戻ってきたドタバタ劇だが、胸熱の展開

魔法学院に戻ってきての日常が描かれています。

この12巻は、ストーリーの展開はほぼなく、
登場人物の日常を描いた短編集的な位置づけです。

白の国(アルビオン)からの編入生
水精霊騎士隊、突撃せよ
サイトの一日使用権
の3編からなる短編集です。

一番最初の「白の国(アルビオン)からの編入生」が、
胸熱の展開があり楽しく読めました。

白の国(アルビオン)からの編入生

11巻で女王アンリエッタから、虚無の使い手である
ティファニアを迎えに行くよう指令があり、
ティファニアをトリステインに連れて帰りました。

この12巻では、ティファニアがトリステイン魔法学院に
編入したところから始まり、その容姿から男子生徒の目を奪い、
そのことに嫉妬する女子生徒からは反感をかってしまいます。

ティファニアの容姿に引かれた男子生徒がまわりを取り囲んではいますが、
これまで友達付き合いをしたことがないティファニアは、
中々周りに溶け込めずに辛い思いをしています。

ゼロの使い魔の舞台となっているハルケギニアでは、
エルフは忌み嫌われているために、
ハーフエルフであるティファニアは
帽子をかぶりハーフエルフであることを隠していました。

ハーフエルフであるが故に、恐れられること、敵対心を抱かれることに
ティファニアは悩み、ある決断をし、驚くべき行動をとる訳ですが、
そのことをきっかけに水精霊騎士隊と学院に駐留していた
竜騎士隊と戦いを繰り広げます。

本職の軍人である竜騎士隊は、学生でもある水精霊騎士隊を
相手に竜は使えません(しかも味方同士なので)。

お互いに魔法を打ち合って戦う訳ですが、
本職の軍人である竜騎士隊を相手に一歩も引けを取らずに
魔力が尽きても殴り合いをするまで戦い続けます。

まわりで見ていた魔法学院の生徒達も必死な姿で
竜騎士隊に立ち向かう水精霊騎士隊を応援します。

水精霊騎士隊の面々は今回の奮闘でモテモテになってしまいます。

といっても一番の大きな変化はティファニアが
魔法学院の生徒たちに受け入れられたことでしょうか。

水精霊騎士隊、突撃せよ

12巻の第2話ですが、突撃する先が問題でした。

第1話で水精霊騎士隊が女子にモテモテになったので
まあこういう結論になるよな・・・という想像はできましたが。

水精霊騎士隊の評判は地に落ち、
タバサのサイトに対する想いが印象的な話でした。

サイトの一日使用権

シエスタがサイトを一日中自由に使用できるという権利を行使する回です。

シエスタのサイトに対するアプローチは段々過激になっていますが
今回のはマズイです。

Amazonの書評を見ても、「ドン引きした」という方もいるようです。
特に女性には不評ではないでしょうか。

著者のヤマグチノボル先生、ちょっと暴走しちゃったかなという回でした。

まとめ

この12巻はほぼストーリーの進展はありませんでした。

別冊でもよいかなという短編を3つ集めたものです。

私は第1話がお気に入りで、話の展開と結末が
うまくまとまっています。

ルイズとサイトの関係が気になる方は
第3話も楽しく読めると思います。
(多少過激な表現がありますが)

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