Visual Studio Codeを使いだして1か月ほどが立ちますが、
EUCで記号の「~」が文字化けするという現象に悩まされています。
業務でVisual Studio Codeを使っているのですが、
会社で編集しているファイルはEUCです。
ですので、個人の好みでUTF-8にしたりとかできず
EUCのファイルをVisual Studio Codeで編集していました。
これまでは目立った文字化けとかもなく問題なく使えていたのですが、
私が編集したファイルで記号の「~」の部分が文字化けすると
何度か指摘を受けました。
「~」の部分を変更していないにも関わらず、
ここだけが文字化けしていたのです。
1回目のときには、WinMergeとかを使ってマージしていたので、
これが原因か?と思いつつ、エディタで修正をかけました。
修正したファイルをアップしましたが、
再度文字化けしているという指摘があり、
「確かに修正したはずなのに。おかしい。」と思いつつ
今度は長年愛用してきた秀丸で開いてみると
確かに「~」の部分が文字化けしています。
ひょっとするとVisual Studio Codeが原因かと思い
「~」を入力して確認してみることにしました。
最初にVisual Studio Codeで「~」を含んだ文章を
EUCで保存します。
保存したファイルを秀丸で開いてみると、
「~」の部分が「・」に変っています。
今度は秀丸で「~」を入力してみます。
文字コードを比較してみます。
Visual Studio Codeで入力した「~」は「0x8FA1A6」です。
秀丸から入力した「~」は「0xA1C1」です。
秀丸で「~」を入力したファイルを保存して
これをVisual Studio Codeで開くと以下のように
Visual Studio Codeから入力したものは文字化け、
秀丸から入力したものは正常に表示されています。
さらに、何も変更せずにVisual Studio Codeで上書き保存します。
今度は変わっていません。「~」も文字化けしていません。
今度はVisual Studio Codeで編集を行い保存します。
末尾に改行を入れました。
これを再度秀丸で開きなおすと、「~」の部分が文字化けしていました。
Visual Studio Codeで何も変更せずに上書き保存しても「~」の文字化けは起こりませんでしたが、
EUCのファイルを編集して保存すると、「~」の部分が文字化けするということが起こります。
EUCを使うのは業務では必須で、「~」の文字が入るのは普通にあり得ます。
ということで、Visual Studio Codeは使用中止にせざるを得ないです。
結局使い慣れた秀丸に戻ることになりました。