ゼロの使い魔11巻、追憶の二重奏を読み終わりました。
10巻でガリアに囚われていたタバサとその母親を助け出し、
サイトやルイズ達がトリステインに帰り着いてからの
主にトリステイン魔法学院での日常が描かれます。
バトルや戦争はあまりない巻で、
これからの展開に含みを持たせる内容でした。
今後の展開というところでは、
コルベールが無事に魔法学院に帰ったこと、
ロマリアの若き教皇が登場したこと、
サイトが文字の勉強を始めたこと、
ヨルムンガントが登場したこと、
ティファニアをトリステインに迎えに行ったこと、
サイトの記憶をティファニアがいじったこと、
というところが本巻の出来事でしょうか。
特に、若きロマリアの教皇である聖エイジス32世
(例によって超イケメン)の登場が不気味で、
新たに登場したガリアのヨルムンガントが
今後恐らくトリステインに襲い掛かってきて
本格的にルイズやサイト達と戦うことになるんだろうな
ということが想像されます。
11巻で新たに登場した人物は
聖エイジス32世ぐらいでしょうか。
これからの話の展開に向けての仕込みといった趣きですので
大きな出来事もなく、学院での日常の生活を送る
といったストーリーです。
サイトは日本に帰るための方法を探す具体的な行動は起こしません。
ガリアの王様が怪しい動きをしているので、
今後の展開としては、
ガリアがトリステインに攻めてくる(ロマリア皇国も参戦?)
→ネフテス国(エルフの国)と戦う?
→東の世界(ロバ・アル・カリイエ)
→サイトが日本に帰る?
というストーリーになるのかな?などと想像してしまいます。
ルイズとサイトの恋話は相変わらずです。
お互い好き同士だけれども、全然進展しない状況が続いています。
多分、最終巻(サイトが日本に帰る?)あたりまで
この状況が続くんだろうなと思います。
一番気になるのは、ルイズ以外の虚無の使い手と
その使い魔たちです。
徐々にその存在が明らかになってきていますが、
残りはどういった人物なのか、
特に虚無の使い手たちが揃ったときにはどうなるのか?
というところが気になります。
虚無の使い手が揃うところは本作品の
クライマックスになるんだろうなと
今から楽しみです。