8月25日。やっと出ました。
灰と幻想のグリムガルの最新刊。
待ちに待った9巻が発売され、
SONYのReader Storeで発売日に購入、
貪るように読み進めました。
空き時間を見つけては読んでいて、
気がつけば1日で読了。
8巻を読み終えた3月から数か月、
首を長くして待っていたのに
あっという間に読み終えてしまいました。
先がどうなるのか気になって仕方がなくて
ドンドン読み進めてしまう訳ですが、
残りのページ数がドンドン減っていく寂しさも感じながら読んでいました。
オルタナに帰れなくなって早数巻分にもなりますが、
今回もまだ帰ることができません。
フォルガンとの戦いからうまく抜け出して
オルタナへの帰路につくのでは・・・と期待したのですが
見事に裏切られました。
なんとかメリイを無事に助け出すことはできましたが、
フォルガンとの戦いでチームはバラバラになってしまいます。
灰と幻想のグリムガルの面白いところは、
登場人物の一人称で物語が進むところで
キャラクターと同じ目線で未知の世界を冒険していくところでしょう。
チームでまとまっているときには
主にハルヒロの視点で語られることが多いのですが、
今回はチームはバラバラになってしまったため
それぞれのメンバーの視点で物語は進んでいきます。
登場人物に共感して、ハラハラしてドキドキして
面白さは抜群なのですが、話が進まない・・・。
今回は特にメンバーがバラバラになっているがために
それぞれの視点で物語は語られます。
しかも、灰と幻想のグリムガルの伏線である
元の世界の記憶(転送前の世界の記憶)もよみがえってきます。
読んでる方としては、
「そんなのいいから話進めて!」
と思っているのですが、中々展開は進みません。
9巻ではさすがにチームはまとまって
オルタナへの帰路につくだろうと思っていたのですが、
結局メリイを助け出したところから始まって
ハルヒロ、メリイ以外のメンバーがバラバラになってしまう
→それぞれのキャラクターが過去の記憶を思い出しながら奮闘する
→ハルヒロとメリイに新しい仲間?が加わる
→ランタ以外合流
→ランタ、フォルガンから抜ける
というところで終わります。
面白さは間違いありません!
相変わらずの面白さです。
やっとオルタナに向けて移動できるのか?
無事にオルタナに着けるのか?
途中、どんな障害が出てくるのか?
新しく仲間になったキャラクターはどんな働きをするのか?
フォルガンから抜けたランタはチームに復帰するのか?
などなど気になることばかりです。
間違いなく言えるのは、
「続きの10巻を早く読みたい!」
ということです。
灰と幻想のグリムガルは大体
3~4か月に1冊ぐらいのペースで新刊が出てきました。
3月末から8月末の間は非常に待ち遠しかったのですが、
次の10巻がでるのは早くても11月末でしょうか。
オーバーラップ文庫の新刊告知ページには
10月末発売予定の新刊がリストアップされていますが、
灰と幻想のグリムガルはありませんでした。
11月こそは出てほしい!と期待して待ちましょう。