ライトノベルやSF、ときどきアニメについて語ります

ラノベ、SF、ときどきアニメ

レンズマン・シリーズ

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古いSF名作の一つです。
古い作品ですが、私がこの作品のことを知って読んだのは最近のことです。
「SFの名作。SFファンなら読むべき」という評価を目にし
(ネット上だったと思います)
古本を買い集めて読み始めました。

買って大正解でした!
最初、「レンズマン」という名前を見たとき、
「レンズマン?ちょっとダサくない?」と思ったのですが、
古い作品にも関わらず楽しく読み進められる作品でした。

主人公のキムボール・キニスンが宇宙海賊ボスコーンと戦いながら
成長していく物語です。
キムボール・キニスンがとにかくカッコいい!
完全無欠のヒーローです。

ボスコーンは極悪非道で強大な敵です。
キニスンは仲間と協力しあい、時には単独で
ボスコーンに立ち向かいます。

キニスンはレンズマンとして成長しながら
恋人ができて結婚して子供が生まれます。
この子供たちが反則なぐらい強い。
家族や仲間と力を合わせて宇宙海賊ボスコーンと
戦うスペースオペラです。

レンズマン・シリーズは以下の7部作です。

1.「銀河パトロール隊」 (1937年、キムがレンズマンになるところから始まる話)
2.「グレー・レンズマン」 (1939年、「銀河パトロール隊」の続編)
3.「第二段階レンズマン」 (1941年、「銀河パトロール隊」の続々編)
4.「レンズの子供たち(レンズの子ら)」 (1947年、キムの子供たちの世代の話)
5.「ファースト・レンズマン」 (1950年、最初のレンズマン誕生の話。銀河パトロール隊の結成以前に遡る)
6.「三惑星連合軍(三惑星連合)」 (1934年、「ファースト・レンズマン」の前日譚)
7.「渦動破壊者」 (1960年、シリーズ外伝。「第二段階レンズマン」と「レンズの子供たち」の間の話。)

こうして見ると非常に古い作品ですが、
SFにはつきものの設定や考察は古臭さを感じることはなく
今読んでも違和感なく楽しめました。

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